Lテーブル 特別なLテーブル

真摯につくりあげる、特別なLテーブル。そのストーリーは、一本の丸太との出会いから。

「丸太のね、この溝に鉤(かぎ)を引っかけて、象がひいて運ぶんです。」

木挽き(こびき)と呼ばれる丸太の目利きに教えていただいた言葉。その言葉で、想像は、この木が生きた数世紀をさかのぼります。長い船旅、ミャンマーの象つかい、森に降るスコール、木々のざわめき、生命の循環。

埠頭に並ぶたくさんの丸太。樹皮を削り、年輪を確かめ、幹の歪みと色を比べて、家具に最もふさわしい一本を選ぶ。特別なLテーブルのはじまりです。

一本の大木を預かる私たちの使命は、誠心誠意の智慧と技でそのいのちを生かし、次世代へときずなをつなぐ責任を全うすること──最高の丸太とめぐり会い、その見事な木目が姿を現したときの安堵の中で思うのは、自然への畏敬の念と、家具屋としての強い意志です。

森で生きた年月と同じだけ永く、人に寄り添うテーブルになるように。

一本の丸太から全てのパーツがつくられる、特別なLテーブル。大木を育くんだ豊かな自然へ、最大限の敬意を表し、真摯に作り上げる究極の一台です。

※チークを天板に使用しているタイプは、脚にナラを使用いているので厳密には一本の丸太から全てのパーツはつくられませんが、天板を一本の木から製作していますので、ラ・ビーダでは同じように表現しています。

送り蟻(おくりあり)

送り蟻(おくりあり)のイメージ

天板と脚の取り付けには「送り蟻(おくりあり)」という、釘やビスを使用しない伝統工法を用いています。天板の中間から脚部を落とし込み、スライドさせて接合します。天板の木端からではなく、中間から蟻桟(ありさん)を打ち込むため、目に留まるテーブルの端に打ち込み跡が残りません。見た目にも美しく、強度も抜群のこの技法は、見えないところにも高い技術を使って粋を競う職人技であり、金具を使わずにメンテナンスを可能にする材への敬意でもあります。

究極のLテーブル。樹齢300年 ミズナラのテーブル。

厳寒の森で幾世紀を越えた、樹齢300年のミズナラ。大人2人で腕をまわしても余るほどの大木は、森の中で神々しく、鋸を入れる瞬間、畏怖とも呼べるためらいすら覚えます。しかし300年森で生きた古木は、木挽きに選ばれ、木こりが敬意と共に切り、職人が丹念に技をかけることで、家具としてさらなる数百年を人と共に生きるのです。

森の生命を、森からいただく。作り手にも、使い手にも、その生命への責任があります。私たちが樹齢300年の木を切り、家具にするということ。それは、その木の生命を請け負い、さらに300年を家具として全うさせようという、家具屋としての強い意志でもあります。

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