

ラ・ビーダのダイニングテーブル「Lテーブル」は、シェーカースタイルをデザインの手本としています。実用性を重視するため、装飾をぎりぎりまで排除し、使い勝手の良さを追求したデザインは、シンプルでありながら、素材の持つ重厚さとともに、存在感を際立たせています。職人の手によって生み出される、強度を得るために施された細部の工夫や、正確で丁寧な加工技術で、毎日の暮らしになじむ、普遍的な美しさを表現しました。
ぶつけても怪我をしないよう安全面に配慮して、全ての角を面取りしています。これは、あなたの暮らしになじむ一台であるように願う、私たちの思いも込められています。また、面取りをすることで、全体的に丸みを帯び、柔らかいデザインに仕上がります。
経年変化で天板の反りや狂いを最小限におさえるために、天板は厚くしてありますが、目に見える木口部分をテーパー(しだいに細く)に削りました。全体的に厚くするよりも、洗練されたデザインに仕上がります。
両脚をつなぐ貫は「四方胴付きの通し2枚ホゾ組み」で接合し、ホゾ部分には外側より「割くさび」を打ち込んで、ホゾを広げて抜けないようにしています。貫通した割くさびが入ったホゾは、手仕上げで丸みのあるデザインに。割くさびの黒檀(こくたん)は、デザインのアクセントになっています。
脚の下部分と縦部分には、接合部分のラインを一体にして継ぐ「持ち出し継ぎ」加工で接続。脚下部分の中央部木端を、縦部分の木口の大きさに合わせて削りだしています。この継ぎ方は、材料の歩留まりが悪く大変手間がかかりますが、機能性とデザイン性を優先し、職人の技で仕上げています。
脚部は先端に向かうにつれ平面から丸面へ。足の指がいちばんぶつかりやすい所には、細心の心遣いを、職人の手仕上げで施しています。そのなめらかさは、思わず足の裏で確かめたくなるほどの心地よさです。
テーブルのガタつきを防ぎ、安定性を保つために、床との接地面は4点になるよう仕上げました。曲線を描いて、わずかな空間をあけることで、重たく堅苦しい印象を避け、すっきりとしたデザインになっています。
