

三春町の広域農道から一本入った小道に沿って、互いに敷地と景観をゆるやかに共有し合う二棟。一棟はラ・ビーダと10年来のおつきあいになるお客様「D様」邸。そしてもう一棟は、ラ・ビーダのスタッフS.W邸。まるで姉妹のように並ぶ二棟から、今、「ご近所」としての新たなつながりがはじまっています。
ともに素直で飾らない、ちょうど良い家。その地の自然や季節と共生し、そこに住む人々とゆるやかに交わるくらし。人も、自然も、景観も、すべてはつながり合って住まいをかたちづくっていることを、私たちに思い出させてくれる二棟です。
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地の利を活かしたつくりで、空気がよどまず常にかすかな風の気配を感じるさわやかな空間は、猛暑続きの2010年の夏さえも冷房いらずの涼しさでした。外気が肌寒くなるにつれ、今度はむしろやわらかな暖かさを室内に感じるようになります。
隣り合う2棟の片方には桜を、もう片方には梅の木を。互いの花を愉しむとともに、収穫した梅の実は分け合って自家製の梅干しに。季節の移ろいを生活の中で感じるくらしです。
栗、きり、チーク。その他さまざまな種類の木材が適所に使われ、家はさながら雑木林のような材のにぎわい。伝統的な日本建築の造りを活かした階段は、番匠の技。
フルオーダーのキッチン。仕上げには、家具職人による美しい造作の引き手がシンク周りの収納に取り付けられました。
道なり200m先に住むラ・ビーダ代表が、入居したての「ご近所さん」にかわって、庭の手入れ。早朝の芝の上、ひんやりとした9月の空気に秋の気配が。
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